今、思い返すにトラウマやってん。
まだドットの場面のわりにシンオウ編ってけっこうトラウマ表現みたいなものがあるような気がする。そのひとつがここ。
以前のギンガばくだんによって湖が焼かれ、力なく打ち上げられるコイキングもしんどかったが、湖のポケモンたちがとらわれているのも相当なしんどいポイントなのである。
研究員たちが吐き気をもよおすのも無理はないよね。ポケモンってメインシナリオのなかになんともいえない気持ち悪さが時々あるわけだけどシンオウ編ってけっこうそのあたりが強かったように思います。
この爺さん(?)だけアカギに忠誠してるわけでもないし今のところどういうポジションなのかが明らかになっていないような。うまみがあるからギンガ団に協力してるだけのようだし一体なんなのか。
3匹のポケモンを解放していよいよテンガンざんに乗り込みます。
やはり不審ですな……。
テンガンざんに入るとしたっぱがなにやら呻いています。
前、アカギが『ギンガ団さっぱり役に立たない』みたいなことは言っていたが、こうして大事な作戦の伝達もろくにされていないあたり本当に役に立たないんだろうなぁというのはちょっと思う。
先程のしたっぱくんのつぶやきを受けてクロガネ側の入り口からテンガンざんをひた進みます。
「進めるトレーナーなのかここで腕試しをさせてもらおう」とハンサムおじさんが持ち掛けてきたのでここでてっきりバトルするものと思って身構えてしまったのだけれど、どうやら『君にも、アカギと幹部にもかなわないことは分かっている』とすんなり進むよう言われて拍子抜けしてしまった。
国際警察が完全に白旗をあげてるあたりなかりやばい状況なのは想像に難くないことだと思う。ポケモンの世界って身もふたもないほどに強者の力がはっきりしているわけで、主人公がいかに登場人物として異質な存在かがこういうところでちょこちょこわかったりするのだ。
次回に続く。
さて数日前にDPリメイクの噂が再び流れたわけだけど、ここではそこの真偽はさておき『ひでんマシンの撤廃以後どうするんだろう』という疑問をちょっと書いてみます。アローラ編ではポケライド(手持ちではないポケモンに乗って移動できるシステム)、ガラル編ではロトム自転車とアーマーガアタクシーでの移動と、ひでんマシンおよび移動するためのわざが不要になりましたね。
これって単に移動のストレスが大きく減ったことが貢献として大きいとは思うのですが、違う角度で考えてみるとCGのクオリティが上がるにつれひでんマシンでポケモンに乗っかるシステムに無理が生じてきたことの表れでもあるんですよね。たぶん。
ドット絵の時代はまだ黒っぽいポケモンのかたまりで処理しても全然よかったとは思うですが、Switchの実写に近いグラフィックだと小さなポケモンに乗ることは画的にほぼ不可能になると思うんです。というよりも、ひでんマシンを撤廃せざるを得なかったと考える方が自然な気がします。
ポケットモンスターSPECIAL 5巻より
けっこう初期の頃のポケスペでも小さなポケモンではそもそも人を乗せて移動ができないことは示唆されてたようにも思えるのですが、リメイクするとしたらこの辺りはどうなるんでしょう 。
ロトム自転車を応用すればだいたい事足りるだろうとはおもうけれど、ロッククライムやたきのぼりが地形ありきの豪快なわざだったし自分でそれができなくなるのはちょっと残念だなぁと思ったりします。(ちなみにロッククライムのわざは第8世代で撤廃されている)
余談ですけど先日もくりで「もし推し⛑が垢抜けたら解釈違い」と阿鼻叫喚でした。
うーん、まだなにも起きてねぇが。